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ベルトのお手入れ方法

ベルトは日常的に装着して使います。

その為、身体からでる湿気や汗を吸い、湿ります。

また、不意の雨等で濡れてしまう事も、、、

革は全般的に湿気を嫌います。また、濡れてしまうとシミになる、乾燥時に革の栄養分(主に油分)抜けて硬くなる、型崩れの原因にもなってしまいます。

特にヌメ革(フルベジタブルタンニン革)はデリケートな革なので丁寧にお手入れをして頂きたい素材となります。

普段から小まめにオイルやクリームを塗布して頂いている革は油分がガードとなるので多少の湿気なら大丈夫かと思いますが、お手入れ不足の革の場合はダイレクトに影響を受けてしまいます。

こちらのページではベルトをお使い始めのお手入れ、日常のお手入れ、緊急時のお手入れ、の3パターンをご紹介致します。


■お使い始めのお手入れ

・ヌメ革(生成・ナチュラル)

「生成」とは、なめし上げた革本来の風合いそのままに、染色やオイル浸透等を行っていない革を言います。

新品時は極薄いベージュ(肌色)、色焼けや経年ごとにお色が濃く変化して行きます。

革好きの方が、ご自身のお好みでメンテナンス剤を使い革を育てる・お好みの革色に仕上げていく革がこの生成となります。

この革は大変デリケートな為、最初のお手入れが肝心です。


まず、初めにオイルや保護クリーム等を塗布します。

油分(革の栄養分)を入れることで革がしなやかになり、丈夫になります。

塗布したら乾かします。

より早く色焼けをおこしたい場合は日光に当てます。

様子を見ながら短時間(1~2時間)

次に、汚れ防止・防水スプレーを掛けます。

こちらはお好みですが、掛けて頂く事で、汚れ防止・特に最初は手垢等も目立ちやすいのでお勧めします。

ここまでやって、初めて装着です



・ヌメ革(染色あり)

同じヌメ革でも、上記の生成に染色を施した色付き革は、工程の中に染色・オイル塗布が入ります。

栃木レザーやハーマンオークレザーがこの類に入ります。

革の状態で既にオイルが入っていますが、ヌメ革なのでデリケートさは変わりません。

生成のように、必ず最初にオイルを塗布する事は有りませんが、オイルや保湿クリームを塗布して頂くと良いと思います。

また、同じく防水スプレーもお勧めです。


・オイルレザー

アメリカの革に多いオイルレザーは初めからふんだんにオイルが入っており、また獣脂を使った物などは、お使い始めのうちオイル塗布の必要性は有りません。

逆にオイルが多い為、ベルトを装着したまま放置しておきますと衣類等に染み付いてしまう事がありますのでご注意ください。

長期間ご使用になられると、だんだん脂が抜けてくるかと思います。(それも数年たってからかと)

その場合は浸透性の良い保湿クリームを塗布して下さい。


■ご使用中

ベルトを日常的にお使い頂いていると、だんだん油分が抜けてきます。これは自然に抜ける場合もありますし、上記でお話ししました湿気によります。

ベルトの状態に寄って様々ですが、ベルトがごわついてきた、硬くなってきた、場合は油分が足りない状態です。

上記のメンテナンスで油分を補給して上げてください。

1、馬毛ブラシなどで革の埃・汚れを取り除きます。

2、オイル等を塗布します。

3、浸透し乾くまで待ちます。


4、表面が乾いてきたら、先ほどの馬毛ブラシでもう一度軽くブラッシングします。すると革に光沢が出て見違えるようになります。

※2のオイル塗布は、革の状態を見て数回に分けて行って頂いても良いです。



特にヌメ革は定期的に栄養(油分)を与える事で、美しい経年変化が現れます。

また、ベルトの穴、剣先のコバ面擦れや痛みの軽減にもなりますのでお勧めです。

ヌメ革にはヌメ革専用のオイル・クリームをお使い下さい。


▼当店が栃木レザー(ヌメ革)用に配合を依頼しましたコロンブス社製のメンテナンスオイルです。栃木レザー(ヌメ革)用に調合しました植物製オイル(ワックス)なので、浸透が早く使い心地はサラっとしています。50g 1620円 

【容量アップ】ヌメ革ベルト専用レザーオイル50g




■緊急時のお手入れ

雨濡れや大量発汗時に汗染みでベルトが濡れてしまった場合、まず、ベルトを平たい場所に置き、形を整えます。

間違ってもジーンズに装着しっぱなしはNGです。

濡れた革をそのままにしておくと、乾いた時に変形し戻らなくなってしまいます。

また、濡れると革の油分が抜けてしまい、乾いた時にはカチコチに、、、

また、乾燥した革は表面が割れてしまいます。

濡れてしまったら上記のように形を整え、日陰の風通しの良い所に吊るしておきましょう。

この時、バックルのお手入れも忘れずに。

また、間違ってもドライヤーやヒーターの熱で乾かそうとしては絶対にいけません。

濡れた革は熱に大変弱い為、痛めてしまう・ひび割れの原因になります。

自然乾燥で十分に乾いたら栄養(油分)を入れましょう。

メンテナンスオイルでも良いですし、栄養分を配合したクリームでも良いです。

十分に塗り込んで革を再生させて上げてください。


如何でしたか?

お気に入りのベルト、日々のメンテナンスを行って頂く事により、長くご愛用して頂けるようになります。

是非、皆様もご自身のベルトを育てて下さい。


日常のメンテナンス・お手入れ方法等、店舗にご連絡頂けますたらスタッフがお応え致します。

また、店舗ではご購入後のベルトのメンテナンスサービスを行っておりますので是非ご活用くださいませ。

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